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雨漏りの原因 株式会社リスペック

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雨漏りの原因

雨漏りが起こる原因

雨漏りがしていると聞くと一番初めにイメージするのは、屋根や天井から水がポタポタ落ちてくるといったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。では、その屋根や天井から水がポタポタ落ちてくる原因とは何なのか。簡潔に言えば、隙間ができやすい場所が主な原因箇所と言えます。そこで、隙間ができやすく原因になりやすい箇所とその症状を見ていきましょう。

屋根

代表的な屋根からいきましょう。実際、最も雨風の影響を受けるため、雨漏りの原因になりやすい箇所になります。症状としましては、天井からのシミ・天井クロスの浮き等が現れます。ただ、屋根の中でもいろいろな部材や原因が考えられるので、よくある4つを見ていきましょう。

1⃣棟板金(むねばんきん)、棟瓦(むねがわら)

 

屋根の頂上にある部材で、本来はしっかり固定されていますが、数年経つと固定部分が傷んで隙間を作ります。

棟板金は固定に使用している釘が経年劣化や雨風の影響で緩み隙間を作ります。築年数が7~8年経つと釘がせせり出てくることがあります。そうなったのち、釘を伝って雨水が侵入してきます。

棟瓦は昔ながらの瓦屋根に使用されています。固定している漆喰が15年~20年ほどで劣化したり、地震などの揺れで瓦を固定する力が弱まり、瓦がずれて隙間を作ってしまうことでその隙間から水が侵入します。

それから、台風のなどの強風で棟板金や棟瓦が捲れてしまうことがあります。捲れた棟は、棟の下地が大体が木の材料の為、雨で濡れてしまって、腐食しやがて雨漏りが発生してしまいます。

棟の部材が捲れてしまった時は、早急に業者さんに見てもらうことをおすすめします。

今は雨漏りが起こっていないから、大丈夫だと貴を

 

2⃣割れ・欠け

 

屋根は頑丈な素材で出来ていますが、割れてしまうこともあります。割れても下には防水シートがあり、雨を防ぐ役割を担っていますが、防水シートもその割れた箇所から劣化していきますので、劣化した防水シートはやがて劣化しあまりにも降水量が多いと防ぎきることはできません。割れの原因として考えられるのは、台風で物が飛んできたりする外的要因です。

又、台風などの暴風雨の際に飛んできたものがぶつかったり、アンテナが倒れたりして屋根が割れたり、ひび割れが起こってしまいます。家の周りに破片が落ちていたということから、発覚することがあります。

少しの割れぐらいなら、シーリング材程度で補修することも可能です。お客さまで危険を承知でDIYで修理する方もいらっしゃると思いますが、屋根は滑るので、とても危険なのでご自身の大切な命を守るためにも、業者さんにお願いすることをお勧めします。

安く済めば3万円程度、修理をしてもらうことができますので、怪我や命の危険のことを考えると安いもんです。

1枚大きく屋根材が破損している場合は、その部分だけ屋根材を張り替えしないいけない可能性もありますが、工事業者さんにお願いすれば意外に簡単に張り替えできます。

いずれにしても、屋根を見て気になることがあったら、点検してもらったほうがいいでしょう。

ハシゴで登って、屋根に上がり点検をお願いすると、点検の際に誤って業者さんが屋根材を割ってしまうこともあります。

ですから、屋根の点検は特にドローン調査をご依頼することをお勧めいたします。

3⃣屋根材の反り

 

スレート屋根は経年劣化により反り上がるようになります。近年のスレート材は改良されて丈夫になってきていますが、一昔前のスレート材、 特に 20年ほど前に建築された住宅は法律の規制をうけ、アスベストが入っていないスレート屋根(ノンアスベスト)が流通しました。 それから20数年が経過し、まさに現在、ノンアスベストの材料が流通しはじめた頃のアスベストが入ってない屋根の問題が多く見受けられます。

下記の写真のような『屋根材が反り上がっている』や、『先端が欠けて捲れ上がっている』というような屋根材は、カバー工法で金属屋根を増し張りするか、既存の屋根材を剥がして、新しくスレートや瓦、シングル屋根を張り替えるしかありません。

この時期の屋根材は塗装が不可能です。

そのためにも、20年前後の住宅の塗り替えを検討されている方は、見積もり時に必ず、屋根の点検をしてもらいましょう。

下から、屋根を見るだけでは、このような屋根を発見できない場合もございます。
 

4⃣破風板(はふいた)

 

破風板とは、屋根の先端にある板材のことで、風や雨の吹込みを防止してくれる部分になりますが、窯業系不燃ボード材や木材、鉄板でできているため、経年劣化で剥がれたりひび割れたりすることがあり、そこから雨水が侵入して雨漏りするおそれがあります。

これはDIYでの修理は相当な腕前の持ち主でないと修理できません。こちらは梯子で全てを点検してくれる工事業者さんは少ないので、弊社のようなドローンを使用して、点検をしてくれる業者さんにお願いした方がより確実な見積もりを作成してくれるでしょう。

足場建ててから、再度見積もりだと高額な追加の料金が発生し、予定外の出費にもなりまねません。

屋上(陸屋根)

次に屋上もくわしく説明していきます。 屋上も雨風の影響を受けたり、紫外線で防水層が劣化し、雨漏りの原因になりやすい箇所になります。 症状としましては、天井からのシミ・天井クロスの浮き等が現れます。そして屋根と違って、コンクリートで歩けるようなっていたり、防水シートが露出している防水仕上げやいろいろな防水材料や防水の工法がありますので、原因を見ていきましょう。

コンクリート仕上げの伸縮目地から雨水が侵入する

屋上などのコンクリート仕上げの下には実は防水が施してあります

おそらく一般の方ほとんどが、屋上がコンクリート仕上げの場合、防水はしていないものだと、思っています。ですが、実はこのコンクリートを新築工事のときに打設する前に、防水工事をしてからこのコンクリートを打設します。業界用語でシンダーコンクリートと言います。建物は生き物のようなもので呼吸も必要ですし、地震以外でも日々建物は揺れていますので、長い年月をかけて少しずつひび割れが発生します。このひび割れを軽減するために上の写真のような、伸縮目地材が詰められていて、ひび割れが発生しにくように建築時に工夫されています。その伸縮目地材が年月と共に劣化し、とびでてきます。

そこからやがて、防水に悪い影響をあたえて雨漏りが発生しまいます。

防水シートの脱気筒から雨水が侵入するケース

既存防水→ゴムシート防水の例

シート防水には様々な種類があって、工法も弊社のサイトの他のページで見てもらうとわかりますが、各防水メーカーからいろいろな独自の工法がでており、複雑でわかりにくいですが一般的にわかりやすく説明すると、密着工法か通気工法の分類に分けられます。

写真のような脱気筒が付いていたら、通気工法と言い、下地の水分をこの脱気筒から逃がす工法です。しかしこの脱気筒の取り付け方法が適正でない場合、膨れたり、破れたりして、雨漏りの原因となってしまいます。

排水ドレン部

縦引きドレン

経年劣化が原因で雨漏りが発生する確率が非常に高い

縦引きドレンとは、文字通り縦向きに雨水が流れていく部材です。

このドレンはスラブコンクリートを打設する際に取り付けられ、防水工事の施工が終えてシンダーコンクリートを仕上げています。

このドレンは経年劣化で雨漏りが発生しやすく、築15年以上経過している屋上のある建物はご自身で点検するのが簡単なのでまずこのドレンを確認してみましょう。

ここに大量に水を流してみて、(水道ホースで 30分以上)雨漏りが発生したりや天井のシミが大きくなってきたら、原因はドレン確定です。

ドレンから雨漏りが発生している場合は、ご自身で修理することは不可能です。

必ず、工事業者にお願いしてください。

それも塗装工事会社や、工務店よりも、HPでしっかりと防水工事に力

 

建物は、私たち生き物と同じで日々、縮んだり、広がったりして動いています。言わば呼吸をしているようなものです。

経年劣化で水を含み易くなると、次第に各所取り合いから破断していき雨漏りへと発展してしまいます。

 

横引きドレン

この写真はドレン部に砂ぼこりがたまり、ヘドロのような状態となっている

各種ドレンはいずれも、砂や埃が溜まりやすく、別ページでも紹介しているように、場所によっては枯れ葉が溜まって、オーバーフローする可能性があります。

定期的に掃除しなければ、水が溜まり防水層を傷めてしまいます。

傷んだ防水層が破れ、やがて雨漏りの原因となります。

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